iSmartESAによる音響計測

1. アプリのインストール方法

"iSmartESA"という名前のアプリをアップルストアからインストールされてください。インストール後アプリにマイクの使用を許可してください。
なお、ネット上に”Android用iSmartESA をダウンロード”などという記事が出ていますが、偽のアプリを紹介しているようですので決して利用されないようお願いいたします。

2. アプリの操作方法の概要

① 測定開始ボタンで計測が開始
②リアルタイムに音響画像(スペクトログラム)画面(10秒)が繰り返し表示されます。その際の表示レベルは画面の上部をタップすると強くなり下部をタップすると弱くなります。また表示周波数範囲は上方にスワイプすると狭くなり下方にスワイプすると広くなります。
測定中、1秒間の移動平均音圧とピーク周波数が画面上に表示されます。

タップで終了ボタンを押すと押す直前の20秒間のデータが解析され上部に10秒間スペクトログラムが表示され(パン操作で時間軸移動)、下部には時間軸波形が表示されます(③)。この時間軸波形は上部に表示されるスペクトログラムの任意の場所をタップして選択し、また表示区間の時間幅は解析画面のピンチ操作で自由に拡大/縮小出来ます。この設定した区間についてFFT(④)など様々な解析が実施できます。

解析画面は、ボタンを押すごとに
Waveform (波形観察)→ Envelope (波形の包絡線)→ FFT analysis (FFTによるスペクトル解析)→ MEM analysis (MEM法によるスペクトル解析)とモードが変わります。
解析画面についての詳細は以下の項目を参照してください。

ファイルボタンを押すと測定音が保存されます。その際コメント入力を求めるダイアログが出るので必要があれば入力します。保存後は共有機能で転送も可能です。

再生ボタンを押すと画面に表示されている10秒間区間の測定音が再生されます。

再度測定する場合は、リセットボタンを押すと測定開始ボタンが現れます。

3. 操作方法の詳細

測定

  - 開始、中断、終了

  - 内蔵マイクと外部マイク、オーバーレンジ

  - 測定時のスペクトログラム画像の調整

  - 測定中に表示される音圧レベル, ピーク周波数

音響再生

時間軸波形の解析方法

  - 波形の観察

  - フィルターの適用

  - エンベロープとパルスカウンター

周波数解析

  - FFTによるスペクトル

  - ケプストラム分析

  - 自己回帰モデル(MEM法)によるスペクトル

ファイル操作

  - ファイルの保存, 削除, 共有機能

  - コメント入力, 編集

4. プライバシーポリシー

1) 利用者情報の取得: 本アプリは測定音を使用者の端末に保存しますが、それが使用者の意図によることなく他者に送信されることはありません。またアプリが利用者の個人情報を取得することはありません。
2) 利用者情報の利用: 本アプリが利用者の個人情報を利用することはありません。
3) 利用者情報の第三者提供: 本アプリが利用者の個人情報を第三者へ提供することはありません。

5. お問い合わせ先

nakano_fukuoka@yahoo.co.jp